スタッフ通信
花粉の季節をのりきるために
コブシやモクレンに始まって、早くも桜も開花し、冬が寒かった分、いよいよ待ちに待った春の到来ですね。
気温も徐々に上がり、日中はとても気持ちのいい季節ですが、花粉症の患者さんにとってはとても喜んではいられない時期でもあります。
今年はこの数年に比べて花粉の飛散量が多いようで、患者さんの数も多く、重症な方も多くいらっしゃいます。
一番重要なのはマスクやメガネを着用し、洗濯物は室内干しにし、帰宅時には着用していた衣類をはたくような物理的な花粉の排除です。
でも、なかなか毎日すべてのことはできませんよね。私も花粉症に悩まされているのでとてもよくわかります。
近年、優れた抗アレルギー薬が相次いで発売されています。眠くならず、効き目も強く、1日1回でよく、薬価もそれほど高くないというようなお薬です。こうした薬を上手に用いることによって、素晴らしい季節を気持ちよく過ごすお手伝いができたらと思います。
内服薬、点眼薬、点鼻薬、漢方薬どれも様々なものがございます。皆様お一人お一人と相談し、その方に最もよくあうお薬を見つけていきたいと思います。
花粉症でお悩みの方はぜひご相談ください。なるべくお待たせしないように努力致します。
(申し訳ございませんが、舌下免疫療法と花粉症への注射治療は当院では行っておりません。)
院長 赤畑正樹