リハビリテーション科のご案内
2017年9月より、当診療所内3階部分でリハビリテーション科の治療スペース「理学療法室」を開設いたしました。
専門スタッフが患者様の痛みの改善に向けてサポートをしてまいります。
リハビリテーションで行う理学療法は、運動療法や物理療法などを行うことによって、身体の麻痺、筋力の低下、痛みなどの症状に対して機能回復・維持・痛みを和らげるケアを図る医療の一つです。
身体と心の両面から考え、個々の障害レベルやニーズに合わせた治療を行います。治療によって、寝返りが打てるようになったり、起き上がりや立ち上がりといった基本的な動作を回復し、日常・社会生活で必要な動きが取れるよう回復の援助を行っていきます。是非ご利用ください。
理学療法診療内容
慢性的運動疾患
打撲や骨折の後遺症などで身体の部位が動かしづらい方や、手足のしびれなど身体の運動機関への疾患を抱えている方、またそういった方の痛みの緩和、普段の生活で自立して行動ができるようになるための訓練などを目的とした療法です。
筋力アップ
ご高齢の方になるとどうしても落ちていく筋力の低下を抑え、実生活に支障が出ないように筋力アップを目的とする方にもお勧めしています。
室内風景
治療機器
体外衝撃波(ショックマスター)
拡散型ショックウェーブ(圧力波)療法とは
拡散型ショックウェーブ(圧力波)療法(ショックマスター)とは、日本ではまだ導入の少ない器械ですが、近年、欧米を中心に注目されている施術の一つで、手術である集中型破砕術と同等の効果があるとする報告もある療法です。
集中型と違い、焦点が無く拡散するため、ターゲットが広範囲に及び、特に筋・腱の施術に適しており、外科的手術が必要とされた患者様へのもう一つの新しい選択肢ともなっています。
施術中はやや疼痛があるものの、その後の除痛効果が大きいと期待されております。
どのような疾患に効果があるの?
首から足底まで、ショックマスターの施術部位は全身におよびます。
特に、足底筋膜炎、肩石灰沈着性腱板炎、野球肘(初期の離断性骨軟骨炎)、テニス肘(外側上顆炎)、 オスグッド病、腸脛靭帯炎、アキレス腱炎、ばね指、手根管症候群、シンスプリントなどへの効果が報告されています。
これらの疾患には、従来、低周波療法、超音波療法などの物理療法やストレッチなどの運動療法が行われてきましたが、難渋するケースも少なからず存在していました。また医科においてはステロイド注射が選択肢の一つでした。しかしステロイド注射は回数を重ねると組織の変性や感染といった副作用も懸念されます。
ショックマスターによる圧力波療法とストレッチ等の運動療法を組み合わせることで、これら疾患の早期の組織修復や疼痛改善効果を期待することができます。
また当院では、圧力波が音響インピーダンスの異なる境界に作用しやすいことから、ショックマスターを肩・腰などへの筋・筋膜リリースやトリガーポイント療法にも応用しております。
原理は?なぜ治る?
慢性化し治りにくくなっている組織をあえて少し損傷させることで、再び治癒機転を賦活させます。
具体的には、痛みを起こしている知覚神経を麻痺させ、新生血管を増大させます。
知覚神経を麻痺させる→即時的な鎮痛効果
新生血管の増大させる→組織修復の賦活
施術の周期は?
施術の目的によって異なってきます。
・上記(足底筋膜炎、肩石灰沈着性腱板炎、野球肘(初期の離断性骨軟骨炎)、テニス肘(外側上顆炎)、オスグッド病、腸脛靭帯炎、アキレス腱炎、ばね指、手根管症候群、シンスプリント)等、組織の再生を目的とするものは、1週間に1度の施術×4~6回の通院で終了(治癒に至らずも経過良好な場合はもう1サイクルを検討)
※組織再生が目的の場合、施術後すぐ(1~2日)の激しい運動はお避けください。
・施術の目的が組織再生でない、当院独自の「筋・筋膜リリース」や「トリガーポイント療法」への利用の場合はこの限りではありません。
集束型体外衝撃波とショックマスターの違いは?
拡散型圧力波であるショックマスターは、焦点が無く拡散するため、安全性がより高く、ターゲットが広範囲に及びます。
副作用やリスクは?
基本的には安全性が認められた機械ですが、まれに施術部位の腫れや発赤、皮膚トラブルが発生する場合があります。
※いずれも数日で軽快します。
禁忌
・腫瘍 ・妊婦 ・ペースメーカー埋め込み患者 ・腫脹をともなう捻挫などの急性傷害 等々
医院名 | 医療法人社団 細田診療所 |
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診療科目 | 内科・小児科・循環器内科・消化器内科・呼吸器内科・心療内科・精神神経科・整形外科・各種予防接種 |
住所 | 〒124-0021 東京都葛飾区細田3丁目9番43号 |
電話番号 | 03-3657-3430 (代表) 03-3657-3697 (健診予約) 03-6801-7050 (小児科) |
診療受付 | 月曜日~金曜日 8:30~11:30 / 13:30~17:00 土曜日 午前診療のみ |
休診日 | 日曜日・祝日 |