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細田診療所よりお知らせ

お子様の発熱時 ~小児科~

  • #お知らせ

12月に入ってすっかり寒くなりましたね。

もうすぐクリスマスとお正月!

コロナ自粛が軽減された中、お子様たちは楽しみにしていることと思います。

子供が風の子元気の子!でも、小児科では風邪の症状で来院する方多いです。

今日は発熱したら冷やす?温める?についてです。

 

ある日の外来でのお話です。

ある寒い冬の夜、発熱で真っ赤な顔をした赤ちゃんが救急外来を受診しました。

赤ちゃんは幾重にもお洋服を着こんでいます。

診察のために玉ねぎを剝ぐようにお洋服を脱がせていったところ・・・・

なんと

体中に冷却シートが貼られていたのです!

 

お母さんは「涼しくしてあげたいのに、、、、」

おばあちゃんは「風邪ひいたらあったかくするのが常識でしょ!先生からも言ってやってください!」

と外来で姑争いが勃発。

どうしてこんなことになったのでしょう?

 

それは東洋医学と西洋医学が混ざっているからなんです。

 

よくこんな絵を見かけますが、温めたいのか、冷やしたいのか。

東洋医学では風邪は温めてばい菌をやっつけようとします。

西洋医学では冷やして下げようとします。

 

では最近の考え方はどうでしょうか?

急な発熱で熱が今まさに上がっている最中

悪寒がして震えたり手足が冷たくなっている時には温かく

熱が下がりきって手足も熱くなり汗をかいている状態では涼しい格好にして

熱を逃がしてあげるのが良いとされています。

 

特に赤ちゃんはすぐ脱水になってしまうので温めすぎはよろしくありません。

 

ちなみに、冷却ジェルシートは体の表面温度が少し下がるだけで熱を下げる効果はないようです。

体を冷やすときは保冷剤をほんのり冷たい程度になるようタオルで巻いて

首筋や脇の下に入れてあげるのがお勧めです。

 

寒さが一層厳しくなる今日この頃、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

それではみな様元気にお過ごしくださいませ。

 

03-6801-7050(小児科直通)

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診療科目 内科・小児科・循環器内科・消化器内科・呼吸器内科・心療内科・精神神経科・整形外科・各種予防接種
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東京都葛飾区細田3丁目9番43号
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